マウスピース矯正とは?メリット・デメリットを解説
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、透明のマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを改善する矯正方法のことです。
歯の表面に金属のワイヤーを装着する「ワイヤー矯正」と比較して、マウスピース矯正は目立たず気付かれにくいというメリットがあります。
また、結婚式や同窓会、会社でのプレゼンなど、大事なイベントがある時は自由に取り外せるのも魅力的です。
このように、マウスピース矯正は目立ちにくく自由に取り外し可能なので、私生活や仕事における弊害が少なく、人気を集めている矯正方法です。
当記事では、そんなマウスピース矯正のメリット・デメリットをご説明します。事前にメリット・デメリットを把握した上で、治療を検討することをオススメ致します。
マウスピース矯正のメリット
目立たない・気付かれにくい
透明な素材を使用しているため、目立ちにくく気付かれにくいです。見た目への影響が少ないので、接客業や営業職など、対面で人と話す仕事をしている方に人気です。
なお、より目立たない矯正をご希望の方には、歯の裏側に矯正装置を付けて歯並びを改善する裏側矯正をオススメしています。
取り外しが可能
- 結婚式など大事なイベントがある時
- 食事をする時
- 歯磨きをする時
など、マウスピースを自由に取り外すことができます。
ただし、装着時間(1日約20~22時間)を守る必要がありますので、その点は注意しましょう。
不快感が少ない
金属のワイヤーを使用しない分、装着時の不快感が少ないのが特徴です。
最初の2~3日は違和感がありますが、1週間もすれば慣れてしまい、自然と不快感は消えていきます。万が一、不快感に耐えられない場合は取り外すことができるので安心です。
通院回数が少ない
金属のワイヤーやブラケットを使用しないので、調整を行うために頻繁に歯科医院へ通う必要がありません。通院の負担を抑え、比較的手軽に矯正を行えるのがメリットです。
比較的リーズナブル
当院は、マウスピース矯正を165,000円(税込)~ご提供しており、比較的リーズナブルに治療を開始していただけます。分割払いをご利用いただければ、月々2,000円台で治療を行っていただけます。
加えて、無料カウンセリングや無料シミュレーションも実施しており、患者さまの経済的な負担を抑えるための制度を取り入れております。
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金属アレルギーの心配がない
マウスピース矯正は金属を使用しないため、金属アレルギーの方でもご使用いただけます。
金属アレルギーが原因で矯正を諦めていた方にも愛用されている矯正方法です。
虫歯のリスクを抑えられる
ワイヤー矯正の場合、ワイヤーと歯のすき間に汚れがたまり、虫歯の原因となることがあります。
しかし、マウスピース矯正は、食事中や歯磨きをする時は取り外せるため、お口の清掃状態をキレイに保てます。さらに、マウスピースは数日使用したら交換するため、歯石や食べかすが溜まりにくく、虫歯のリスクを抑えることができます。
お口の中を傷付けにくい
金属のワイヤーを使わないため、お口の中や舌を傷付けにくいです。
口内炎や出血等のリスクを抑え、より安全に矯正を行いたい方にオススメです。
歯並びの完成形をシミュレーションできる
iTeroというシミュレーション装置を使うことで、治療中の歯の動きや、歯並びの完成形を「治療開始前に」確認できます。
納得した上で治療を開始できる上、治療中のモチベーションアップにも繋がります。
当院は無料シミュレーションを行っておりますので、気になる方はご相談ください。
マウスピース矯正のデメリット
適応できる症例が限られる
マウスピース矯正は、すべての症例に対応しているわけではありません。
たとえば、骨格が大きくずれている場合や、奥歯の噛み合わせが左右にずれている場合など、マウスピース矯正が適応されないケースがあります。その場合は、マウスピース矯正以外の方法で治療を行う必要があります。
まずは、歯科医院で精密検査を行い、歯の位置・大きさ・歯並びなどを検査した上で、「マウスピース矯正が適応されるかどうか?」を判断しましょう。
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長時間の装着が必要
1日あたり20~22時間ほどマウスピースを装着する必要があります。
マウスピースを自由に取り外せる点は魅力なのですが、装着時間をしっかり守らなければ、効果が薄くなってしまいます。
そのため、装着時間をしっかり管理できないという方は、マウスピース矯正はあまりオススメできません。
マウスピースのケアが必要
取り外したマウスピースは綺麗に洗う必要があります。洗浄を怠るとマウスピースが白く変色したり、においの原因となる場合があります。
基本的には、水洗いや洗浄剤を用いて清潔に保ちます。具体的な洗浄方法については、担当の歯科医院の指示に従うようにしましょう。
食後は必ず歯磨きが必要
マウスピース矯正は他の矯正方法と比べると虫歯のリスクが少ないのですが、それでも食後の歯磨きは徹底して行う必要があります。
歯磨きを行わないと、マウスピースと歯の間に汚れがたまり、虫歯の発症リスクを高めてしまいます。
食事中はマウスピースを取り外し、丁寧に歯磨きを行ってから、再びマウスピースを装着するようにしましょう。
マウスピースが破損することがある
マウスピースは薄い素材を使っているため、睡眠中の歯ぎしりなどで割れてしまうことがあります。
マウスピースが割れてしまった際は、歯科医院に連絡し、割れたマウスピースは使用しないよう注意しましょう。
まとめ
マウスピース矯正のメリット・デメリットについておさらいです。
メリット
- 目立たない・気付かれにくい
- 取り外しが可能
- 不快感が少ない
- 通院回数が少ない
- 比較的リーズナブル
- 金属アレルギーの心配がない
- 虫歯のリスクを抑えられる
- お口の中を傷付けにくい
- 歯並びの完成形をシミュレーションできる
デメリット
- 適応できる症例が限られる
- 長時間の装着が必要
- マウスピースのケアが必要
- 食後は必ず歯磨きが必要
- マウスピースが破損することがある
マウスピース矯正をご検討中の方は、まずは無料カウンセリングを実施している歯科医院で、治療期間や費用などを相談してみることをオススメします。
当院も矯正の無料カウンセリングを行っており、マウスピース矯正(アソアライナー・インビザライン)のほか、裏側矯正や部分矯正など、矯正に関する全般的な相談をしていただけます。
「まだ検討段階だけど、とりあえず話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。