こんにちは!岡歯科医院 歯科衛生士の田村です。
先日、歯周治療であるSRPの1DAYセミナーに参加してきました。
SRPとはスケーリング・ルートプレーニングの略称です。歯周病治療の一つでハンドスケーラーや超音波などの専用の器具を用いて歯と歯肉の間(歯周ポケット)に入り込んでしまっているプラークという細菌の塊や唾液の成分であるカルシウムと反応して硬くなった歯石を取り除くことをいいます。
歯の表面に付着しているプラークは毎日のセルフケアブラッシングで取り除くことができますが、歯周ポケットの中の汚れは歯科での専用の器具で落としていく必要があります。
このSRPをすることによって歯周ポケットを清潔に保ち、歯の根を滑沢にすることで歯肉の炎症や歯周病の進行を抑えることができます。
セミナーの午前中は、病理学や組織学のお話を聞いて知識の再確認をし、午後は人工歯石を塗った模型を使用して実際に歯石に触れた時の感覚を覚え、器具の適切な当て方など実習を通して勉強しました。
今回勉強して得たことを今後に活かしてスキルアップできるように日々努力していきたいと思います!