歯周病について

STAFF BLOG

こんにちは。

岡歯科医院の山本です。
夏に向けて、梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですね。

今月は歯周病についてのお話をしていこうと思います。

歯周病の予防や治療で最も大切なことは、自分自身によるセルフケア(毎日の正しい歯磨き習慣)です。
では、なぜ?歯周病治療に歯磨きが必要なのか、皆さんはご存じでしょうか?これから、「歯周病」の原因や成り立ちについて書きながら説明していきたいと思います。
通院されている患者さんは治療時に説明をきいておられるため、すでにご存じかと思いますが、再度おさらいをしていきたいと思いますので、是非最後までご覧になってください。

まず始めに、そもそも歯はどこからはえて、何に支えられているのでしょうか?

お口の中を見ると歯は歯茎(歯肉)からはえているように見えますが、実際に歯を支えているのは歯茎の下に隠れている顎の骨です。この歯を支えている顎の骨が溶けてしまう「骨の病気」が「歯周病」です。そして、一度溶けてしまった「顎の骨」は自然には戻らないため、重症になり「顎の骨」の支えがなく揺れ動いている歯は抜歯せざるを負えなくなることもあります。「歯周病」はとても恐ろしい病気なのです。

お口を見ただけでは「顎の骨」の状態がわかりませんので、レントゲン写真を撮影して診断しています。歯の根の周りに存在する骨の量が違っているのがわかりますでしょうか?レントゲン写真においてよくわからないことがあれば来院時に質問してみてください。

上段2枚は健康な方               下段2枚は歯周病の方

 

 

 

 

 

 

 

次に、「顎の骨」はなぜ溶けてしまうのでしょうか?

お口の中には細菌が多数存在しています。

この口腔内細菌が歯の表面に付着(感染)することで、口腔内細菌を排除しようとする身体の防御反応である「炎症」(「炎症」のわかりやすい兆候としては、歯磨き時の歯茎からの出血がありますので、歯磨き時に出血する方は注意が必要です。)が生じ、「顎の骨」が溶かされてしまいます。

食事をすると食べ物のかけらが歯の表面に付着します。この食べ物のかけら(食渣)を栄養源として口腔内細菌が増殖し塊になったものが「プラーク」や「歯石」と呼ばれるものです。
まとめますと、「歯周病」は「プラーク」や「歯石」の付着(細菌感染)により「顎の骨」が溶ける病気であり、その原因である「プラーク」や「歯石」除去が「歯周病」の予防や治療に必要となることがご理解いただけたかと思います。捕捉で、歯周病のなりやすさや重症化には歯並びや嚙み合わせ、生活習慣、喫煙なども関連しています。

ここで新たな疑問が浮かびます。冒頭では、「歯周病の予防や治療で最も大切なことは歯磨き」と述べましたが、他の方法で「プラーク」や「歯石」は除去できないのでしょうか?答えは「ノー」です。「プラーク」や「歯石」は、細菌が産生する成分により歯に粘着しているため口をゆすぐだけでは完全に除去できませんし、細菌はバイオフィルムという自身を保護する膜を形成するため薬剤での除去もできません。このため、「プラーク」や「歯石」は「物理的」に除去する他なく歯磨きが推奨されているのです。

最後に、毎日しっかりと歯磨きをしていても、どうしても磨き残しはできてしまうものです。私たち歯科医師や衛生士も定期的に歯石除去やクリーニングを受けています。皆さんも歯磨きの継続を心掛けて頂き、定期的な口腔内のチエックを受けてみてはいかがでしょうか?

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