初台・代々木 岡歯科医院
歯科衛生士 村上紀子です。
夏は虫歯に要注意!!
夏になると虫歯になりやすくなるともいわれているのをご存じでしょうか?虫歯のなりやすさは、季節によって違いがあるのでしょうか?そして、特に夏に虫歯になりやすいというのは本当なのでしょうか?
夏に虫歯になりやすい根拠とは?
夏に虫歯になりやすいのは主に、夏の食生活の変化が虫歯を引き起こす根拠になっているようです。つまり、夏には冷たいジュースやアイス、かき氷、ゼリーなど冷たい物は甘い飲み物や食べ物を摂る機会が増えるため、虫歯になりやすい環境になります。そして冷たい食べ物は、糖分が増えても甘味をあまり感じないため、糖分の摂取がより増えてしまうとのこと。そのため、虫歯になりやすいと考えられています。
虫歯になりやすさは糖分の量だけではない!
本当に糖分の摂取が増えると、それだけで虫歯になりやすくなるのでしょうか?たしかに甘い物を多く摂る人は、摂らない人に比べると虫歯になりやすくなるのは事実です。しかし、そういった人は、夏に限らず、四季を通じて甘い物を食べている人が多いのも事実です。虫歯になりやすいかどうかは、糖分の摂取の量だけではなく、その糖分が口の中に留まっている時間や回数によって大きく変わってくるのです。
糖分が留まっている時間が長いと虫歯になりやすい!
甘い物に限らず、食べ物を食べると、お口の中が酸性になるため、この酸性状態が長く続くと、お口の中が虫歯になりやすい環境になってしまいます。しかし通常は、唾液の中和作用で酸性状態は長くは続かないため、食事をしても、私たちは簡単には虫歯になりません。ところが、食べると歯に付いてしまうようなクッキーやチョコレート、お口の中でずっと舐めながら食べるキャンディーやキャラメル、グミなどは、お口の中を長時間酸性にしてしまうため、虫歯になりやすくしてしまいます。
夏の甘味は回数が増える!
暑い日が続くと冷たい食べ物や飲み物が欲しくなってしまいます。その時に糖分のことを考えながら摂取すると良いのですが、一日にアイスを何回も食べたり、炭酸飲料やビールなどチョコチョコ飲んだりすると虫歯になりやすい環境となってしまいます。また、夏に限らず、甘い物を食べた時には、水かお茶を飲んで、口の中の糖分を長時間停滞させないようにすることも、虫歯予防には効果的だと思います。
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これから暑い夏を乗り切るた めには体調管理やお口の中をしっかりすることが大切です。この機会にもう一度自分の食生活を見直してみよう!