最近流行っているマウスピースの矯正って?
今回のテーマは「マウスピース矯正の説明」です。 最も、矯正方法を世間の流行だけで決めるのはおすすめできず、 マウスピース矯正が見えない矯正と呼ばれているのは、矯正装置が目立たないからです。 このため、矯正の欠点とされていた矯正中の審美性の問題が解消されており、 しかし、見えない矯正の方法はマウスピース矯正に限られたことではありません。 マウスピース矯正のメリットを挙げた時、「治療期間が短い」や「取り外し可能」が挙げられます。 マウスピース矯正は治療期間が短いのは、元々難しい症例に対応できないためです。 マウスピース矯正では矯正装置となるマウスピースを自分で取り外しできますが、 マウスピース矯正で使用するマウスピースには種類があり、 例えば「歯型を取るのが一回で済む」を理由にマウスピース矯正を希望する人がいますが、 しかし、これはアソアライナーというマウスピース矯正の特徴であり、 ワイヤー矯正の場合、ワイヤーが邪魔で歯磨きがしづらく、そのため虫歯になりやすいとされています。 確かに、歯磨きの精度で比較すればマウスピース矯正の方がプラークを除去しやすいでしょう。 このため、マウスピース矯正でも矯正中に虫歯になるリスクが高くなる点はワイヤー矯正と同様であり、 いかがでしたか? 1. 見えない矯正と呼ばれる理由 :マウスピースが透明で目立たない これら4つのことから、マウスピース矯正の説明について分かります。
矯正方法としては、見えない矯正と評されるマウスピース矯正が近年流行しています。
マウスピース矯正を希望するならデメリットを含めた特徴を把握した上で決断すべきでしょう。
そこで、ここではマウスピース矯正についてその特徴を分かりやすく説明していきます。見えない矯正と呼ばれる理由
ブラケットを用いたワイヤー矯正の場合、金具によって矯正装置が丸見えになりますが、
マウスピース矯正で使用するマウスピースは透明で目立たず、また自分で取り外しすることも可能です。
長期間の矯正も見た目を気にすることなく治療を進められます。
これがマウスピース矯正流行の最大の理由であり、つまり矯正中の審美性の高さが魅力となっているのです。
ブラケットを用いたワイヤー矯正でも、歯の裏側…つまり舌側に矯正装置を装着する方法があり、
舌側矯正と呼ばれるこの方法も見えない矯正に含まれます。マウスピース矯正のメリットで勘違いしやすいこと
確かに、マウスピース矯正の治療期間は短く、マウスピースの取り外しも可能なのですが、
これらの特徴を一概にメリットとは言えず、勘違いしている人も多いので注意が必要です。治療期間の短さについて
歯を動かす矯正力はワイヤー矯正の方が長けており、マウスピース矯正で対応できる症例は限られます。
ある程度簡単な症例での対応となるため、治療期間が短くなるのはむしろ当然です。取り外し可能について
ただしこれは好きな時に好きなだけ外せるという意味ではありません。
1日20時間以上の装着が決められており、外せるのは食事や歯磨きの時に限られます。マウスピースには種類がある
どのタイプのマウスピースを使用しているのかは矯正歯科によって異なります。
これを知っておかないと、望んだとおりの治療を受けられない可能性があるので注意してください。
これはインビザラインというマウスピースの特徴で、マウスピース矯正全てに共通した特徴ではありません。
さらに「定期的に歯型を取るため歯にフィットしやすい」を理由にマウスピース矯正を希望する人もいます。
やはりマウスピース矯正全てに共通した特徴ではないのです。
マウスピースには種類があり、それぞれのマウスピースにしかない特徴もあることを知っておきましょう。矯正中の虫歯へのなりやすさについて
一方、マウスピース矯正ならマウスピースを外して歯磨きできるため、虫歯を予防しやすいとされています。
しかし矯正中の虫歯のリスクついては、実際にはマウスピース矯正でもそれが高くなるのが事実です。
ただ、一方でマウスピース矯正は歯全体をマウスピースで覆う仕様になっているため、
唾液による細菌の流れがワイヤー矯正に比べて悪くなるのです。
やはり虫歯予防に注意しなければ矯正中に虫歯になってしまうでしょう。
唾液の流れの理由から、「マウスピース矯正=虫歯になりにくい」は間違った解釈だと言えます。まとめ
最後に、マウスピース矯正の説明についてまとめます。
2. マウスピース矯正のメリットで勘違いしやすいこと :自分で取り外しできるが、装着は1日20時間以上必要
3. マウスピースには種類がある :インビザラインやアソアライナーなど、それぞれ特徴が異なる
4. 矯正中の虫歯へのなりやすさについて :矯正中はマウスピース矯正でも虫歯になりやすい
近年流行しているマウスピース矯正はどうしてもメリットだけが注目されがちですが、
対応できる症例に限られているなど、メリットだけでなくデメリットもあるのです。
魅力的なメリットが多いマウスピース矯正だからこそ、デメリットもきちんと把握しておかなければなりません。