矯正治療をして後悔するケースとは?
新宿初台の歯医者さん、岡歯科医院です。 そのため矯正を受ける側…つまり患者さんからしても歯科医院選びが大切になりますし、 大人の矯正では大抵抜歯が必要で、これは歯を綺麗に並べるためのスペースを作るのが目的です。 とは言え、抜歯は嫌でしょうし、実際にそれを理由に矯正しない人もいるほどです。 歯並びの状態次第では大人でも非抜歯で矯正できることがあるため、 日本の歯科医師法では、歯科医師免許を所持していれば全ての歯科治療が行えるようになっており、 このため、歯科医院の選び方次第では未熟な歯科医のもとで矯正の治療を受けることになりますし、 専門医というのは、正確には日本矯正歯科学会の専門医のことを示します。 矯正で歯を動かすと、動いた歯は少しずつ時間をかけて元の位置に戻ろうとします。 ただ、保定装置は矯正装置同様に装着の必要がありますから、 保定装置はリテーナーとも呼ばれるもので、装着後は定期的な通院が必要です。 これはどういうことかと言うと、まず矯正は自由診療のため健康保険が適用されません。 もちろんある程度の相場は決まっているため、極端に安い歯科医院だとそれはそれで怪しいですが、 矯正の場合、費用だけでなく支払いのシステムも歯科医院によって異なっており、 いかがでしたか? 1. 非抜歯にこだわった後悔 :無理に非抜歯で矯正すれば、その治療は失敗してしまう これら4つのことから、大人の矯正で治療に後悔するケースについて分かります。 腕の良い歯科医なら非抜歯の必要性の判断を間違えることはないですし、
今回のテーマは「大人の矯正で治療に後悔するケース」です。
歯科医の立場から判断しても、矯正は難易度の高い治療になります。
それを無視してしまうと思わぬトラブルが起こって後悔するケースがあるのです。
そうならないためにも、矯正における一般的な後悔のケースをお伝えします。非抜歯にこだわった後悔
子供の場合は歯や顎を正常に成長するよう促しながら矯正できるため、非抜歯で行える確率は高いでしょう。
一方大人は既に成長期を終えているため、スペースを作るには基本的に抜歯するしかありません。
しかし、歯科医院の中には非抜歯で矯正することを謳っているところもあり、
抜歯が必要なのに非抜歯での矯正を受けてしまうことで、矯正が失敗するケースがあります。<補足>
「非抜歯で矯正する=矯正に失敗する」とは限りません。
問題なのは、抜歯が必要な患者さんに対して非抜歯で矯正するケースです。慎重に歯科医院を選ばなかった後悔
極端な話、治療の経験がほとんどない歯科医でも矯正を行えます。
一方で、専門医の資格を所持する矯正の知識と経験を持つ優秀な歯科医もいるのです。
またしっかりと選ぶことで矯正の専門医による治療を受けることも可能です。
慎重に歯科医院を選ばなかったことで、腕の悪い歯科医にあたってしまうケースも少なくありません。<補足>
この資格を取得できる歯科医は限られており、相当な知識と実績がなければ専門医にはなれません。
専門医の在籍する歯科医院は、日本矯正歯科学会のWEBで検索可能です。保定装置の装着を怠った後悔
これを後戻りと呼び、後戻りすることでせっかくの矯正がムダになってしまいます。
こうした後戻りを防ぐため、矯正後は保定装置を装着して後戻りを防ぐのです。
せっかく矯正を終えたのにまた装置を装着するのは嫌と考える人もいるでしょう。
しかし、保定装置の装着を怠ることで確実に後戻りが起こり、矯正の成果が失われてしまいます。<補足>
そもそも、保定装置の装着を大切にしない歯科医院は矯正後のことを考えておらず、
その意味で歯科医院選びの際は矯正後のケアを大切にしているかどうかも判断材料にすると良いでしょう。費用が高くなった後悔
そして、自由診療の費用は歯科医院ごとで自由に設定できる決まりがあり、
そのため矯正の治療費は歯科医院ごとで差があるのです。
複数の歯科医院で費用を比較しなかったことから、高い治療費を支払ってしまうケースがあります。
「Aの歯科医院で矯正したが、Bの歯科医院で矯正した方が5万円安かった」というケースも稀ではありません。<補足>
最初に全額支払う「総額制」やその都度費用を支払う「処置別払い制」があります。
矯正が長引いた場合は総額制の方が安く、矯正が早く終わった場合は処置別払い制の方が安くなります。まとめ
最後に、大人の矯正で治療に後悔するケースについてまとめます。
2. 慎重に歯科医院を選ばなかった後悔 :経験が未熟な歯科医にあたってしまう可能性がある
3. 保定装置の装着を怠った後悔 :どんなに綺麗な歯並びになっても、保定装置の装着を怠れば後戻りする
4. 費用が高くなった後悔 :矯正の治療費は歯科医院によって異なる
矯正で後悔したケースを挙げることでいくつか注意点が見つかりますが、
何より大切なのは歯科医院選びを慎重に行うことです。
保定装置の装着についても丁寧な説明があるでしょう。
腕の良い信頼できる歯科医のもとで治療を受ける…これが矯正で後悔しないための基本です。