矯正治療に痛みはあるの?
新宿初台の歯医者さん、岡歯科医院です。 確かに、治療内容によっては痛みを伴うものもあり、その意味で痛みの有無が気になるのは当然だと思います。 結論から言うと、矯正治療では痛みを伴うことがあります。 歯並びを改善すると言っても、切開などをするわけではないですし、 矯正では、歯を並べるスペースを作るために抜歯が必要なケースがあります。 あくまで状態次第ですので断言はできませんが、 矯正の中で感じる痛みとして多いのが、矯正装置を装着することの痛みです。 この対処ですが、一つの提案としてマウスピース矯正にすることが挙げられます。 ブラケットを使ったワイヤー矯正に多い問題です。 その虫歯が進行してしまえば、虫歯による痛みを感じてしまうでしょう。 これは食事中に限らず、日常生活全般に言えることかもしれません。 対処としては慣れることで、ある程度矯正装置の装着に慣れれば痛みは感じにくくなりますし、 痛みを伴う場面でたびたびマウスピース矯正のキーワードが登場しましたが、 さらに、マウスピース矯正は元々痛みや違和感が小さいのがメリットでもあり、 いかがでしたか? 1. 矯正治療の痛みについて :痛みを感じる場面はいくつかあるが、その痛みに対処する方法もある これら6つのことから、大人の矯正治療の痛みの有無について分かります。
今回のテーマは「大人の矯正治療の痛みの有無」です。
世間では、歯科の治療に対してイコール痛いというイメージがあります。
では、矯正治療の場合はどうでしょうか?…歯並びを改善できるという大きな効果がある反面、
その治療において痛みを感じることはあるのでしょうか。矯正治療の痛みについて
ただ、常に痛むということはないですし、痛みの類によってはそれを抑えることも可能です。
このため、痛みについてはあまり深刻に考える必要はないでしょう。
矯正装置を使ってゆっくりと少しずつ歯を動かしていくのが矯正の治療方法です。
以下では、痛みを感じる場面とそれを最小限に抑えるための方法もあわせて解説していきます。抜歯の痛み
このため抜歯による痛みが起こるのですが、実際には麻酔を使用しますから痛みはほとんどありません。
また、抜歯自体が嫌だというなら大人ではなく子供の時に矯正することをおすすめします。
抜歯が必要になる割合を比較すると、大人よりも子供の方が非抜歯で矯正できる確率が高いのです。
「矯正は子供の時に行った方が良い」と聞きますが、非抜歯で矯正しやすことはその理由の一つです。矯正装置を装着する痛み
これは慣れによって解消できるものの、やはり新しい矯正装置に交換した時は最初痛みを感じますし、
「歯を動かす」という治療である以上、それはやむを得ない部分もあるでしょう。
マウスピース矯正は「見えない矯正」で人気ですが、ワイヤー矯正に比べて痛みが小さいメリットもあります。
ただしマウスピース矯正は歯を動かす力はそれほど強くないため、難しい症例には対応できません。虫歯や口内炎の痛み
虫歯も口内炎も矯正とは無関係に思えますが、実はそうではなく深く関係しています。
まずワイヤー矯正中は歯磨きがしづらく、そのため虫歯になるリスクが高まるのです。
また、ワイヤー矯正は慣れない頃は口の中の粘膜を傷つけてしまいやすく、
そのため口内炎ができてやはり痛みを感じてしまいます。
これを防ぐには、やはりマウスピース矯正にすることでしょう。食事中の痛み
例えば噛む動作など、口を動かした時に痛みを感じることがあり、
また慣れるまでは矯正装置を装着しているだけで痛みを感じる人もいます。
それでも痛むのであれば痛み止めを飲んで対処する方法もあります。
ただ、噛む動作に関して言えば、マウスピース矯正なら食事中は外すことが可能です。マウスピース矯正の提案
矯正の痛みを軽減させたいのであれば、マウスピース矯正にすることをおすすめします。
まず取り外しできるため、食事で噛む動作における痛みは感じなくなるでしょう。
そのためワイヤー矯正と比べると感じる痛みは明らかに小さくなります。
ただ、マウスピース矯正の場合は難しい症例に対応できず、それは歯を動かす力がそこまで強くないためです。まとめ
最後に、大人の矯正治療の痛みの有無についてまとめます。
2. 抜歯の痛み :矯正における抜歯による痛み。実際には麻酔を使用するため痛みはほとんど感じない
3. 矯正装置を装着する痛み :歯を動かすため痛みを感じる。マウスピース矯正なら痛みが小さい
4. 虫歯や口内炎の痛み :矯正中は虫歯や口内炎になりやすい。これは虫歯を予防するのが最善策
5. 食事中の痛み :噛む動作によって痛みを感じる。慣れ、マウスピース矯正で対処が可能
6. マウスピース矯正の提案 :マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて痛みを感じにくい
痛みを感じるとは言っても、進行した虫歯のようにズキズキとするものではなく、
どちらかと言えば「痛み」よりも「違和感」と表現した方が適切かもしれません。
とは言え、矯正ではどうしても痛みを感じることがありますが、同時にその対処方法も充実しています。
このため、痛みについてはそこまで深刻に捉える必要はないでしょう。